思春期の娘を見ていて、へぇ〜〜〜へぇ〜〜〜と思うことが多い。
聞くところによると「思春期としては、とても順調よ〜〜〜♪」といわれることが多い。私はどうしても不思議でたまらない光景だったりする。思い切り親に逆らっていて、こっちが切れそうになると、「(・-・*)ヌフフ♪」と笑う。その顔が思い切りめんこいなぁ〜〜と思うものだから、思わず抱きしめたくなる。かといってその怒りはどこに行くかというと、私の中に沸々を煮えたぎる。その煮えたぎった感情は、私自身への自己肯定を覆すものになり、凹む。

里親の事、CAP、娘の事それぞれに忙しい。ほかにも取り組んでいることがあって、忙しくなるのは変らないけれど、どうしても子どものことに一生懸命になったあと、脱力感がさけられない。その取り組んでいる時間はとても楽しい。ふと、一人になると、落ち込んでいる私がいる。どうしてかな???とずっと考えていた。

 ある時、まあちゃんと一緒にクッキーを作った。部活の先輩に上げるのだといって、こねていた。私も自分の家でクッキーを作れるとは思っていなかった。
特にお菓子はきっちりと計らないととか、時間を守らないととか、先入観があって、つい私には無理な事として、手を付けてこなかった。作ったとしてもホットケーキか蒸しパン。

最近はとてもアバウトなので、本の通りにすれば何とかなると思ったりもするので、一応簡単に作れる粉も買ってきておいて、お菓子の本を開きながら、作り始めた。娘は型と取る時にしか参加しない。初めのうちはそれでも楽しかった。新しいオーブンはとても優れもので、いろんなものが作れちゃったりする。(笑)新しいものが作れて、美味しいと思って、楽しいはずなのに終わりかけになると「つまらない」虫が騒ぐ。

先日里親の一泊研修があった。そのときもお話を聞いたり、子ども達と過ごすことが楽しかったり、一年振りにあって、その成長振りを眺めていたりした。その帰りには、近くにある児童施設の学園祭にも言ってきた。子ども達の成長やそこの大人の関わりがとてもいいなぁ・・・・と思って帰ってきたはずなのに、「つまらない虫」が出てきていた。どうしてだろうと、考えていたら「そっか。お姉ちゃんはうらやましいんだ」と気がついたので、お姉ちゃん様に紅茶と、美味しいもの、楽しいものを優先するようにした。

家族で楽しい時間に、私は必ず「苛々」してくる。
誰かのために何かを必死でした時に、「もっといい方法があった」そう思って自己嫌悪に陥る。
これって、私もそうされかった、守られたかった、大切にされたかったと、大人の私に訴えているんだよ。
2006年・最近
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